トンネルを抜けるとそこは雪国だった。

まさにその通り。
　いつもながら、行くところを決めて無く、
インターにのる前に「大体どこら辺」、のってから「何処スキー場」と
言う具合に決まる。
　今回は水上と8割方決まっていたが、途中から湯沢の話になり、
時間もちょっと遅く出たし、どうせ滑るのは昼からだから、
「行っちゃおうか」と言うことになり、関越トンネルを抜けて
湯沢ICで降りた。
トンネル前からハラハラ降っていたけど、抜けたら本降り。
もう、二人してワクワク。
ICおりて、ちょっと道を間違えちゃったけど、お昼について、
お昼ご飯食べて一日券を買って、いざゲレンデに。
　ついついつられて山頂まで。
相方は中級迂回コースに、私は初心者迂回コースに。
それが大間違い。
凄い雪が積もっていてコースを見失った。
はまったはまった、ふかふかの新雪に。
もう絶対に抜け出せない！！と半べそ状態。
おまけに相方はリフトのところで待ってると言ってたし、
私はどんどん埋まっていくし。
普通のコースに戻ったときは「奇跡の生還だ！」と自分で驚いた。
案の定、心配して待っていたよ。
それに懲りて山頂はパスさせてもらった。
本当は一緒に滑りたそうだったけど、ごめん。
で、途中3時に待ち合わせしてお茶。
大分和んだ頃に“ドン”という地響きが。
なんと、地震だよ。
スキー場で地震というのは初。
相方も初と言うことで驚いていた。
ある意味貴重だけど・・・
そして、5時にまた集合。
途中、相方は気づかなかったらしいが、抜かされた。
やっぱり上手いなぁ。と見ていたら転けた。
5時前に私は一足先に上がり、お茶して待つ。
少し過ぎて降りてきた。
一日、降っていたなぁ。
でも、ゲレンデはかなりお気に入りだった。
　で、着替えて帰路に。
　今回はスキー堪能コース。
それは3つの条件を満たすことを言う。
1．滑る。（これは基本。良いゲレンデなら尚良し。）
2．温泉にはいる。
3．美味しい物を食べる。
さすがに町営のお風呂だったけど、凄い気持ちよかった。
湯船が大きいと言うことは良いことだ。
足を伸ばし、マッサージして、もう寝そう。
窓の外の雪景色もたまりません。
でも、外に出て、車に雪が大分積もっていたのにはビックリ。
　その後に「お風呂は言ったらお腹空いたね。」と言うことでご飯に。
「ご飯はこの近くで良いかな？
なぜなら雪が降り積もっているところに少しでも長くいたいから！」
大賛成！！
しばらく走って、ラーメン屋さん発見。
窓から深々と降る雪を見ながら食べるラーメンは格別。
TVでは「伊東家の食卓」
相方は見たことがなかったらしい。びっくり。
その時間は会社でサンドイッチ食べてるって言ってた・・・
ラーメンとTVを堪能して再び帰路に。
さすがにトンネル前は吹雪だった。
でも、抜けたらすっかり止んでいた。
二人で「つまんない。止んじゃったよ。」と言いつつ、
東京に着いたのは10時過ぎ。
あらら、やっぱり遠かったのね。
家の前まで送ってもらい、ちょっとしてからお疲れメールを。

　さ、次は日曜日。